書誌事項

官能教育

ピーター・ゲイ [著] ; 篠崎実, 鈴木実佳, 原田大介訳

みすず書房, 1999.5-1999.6

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タイトル別名

Education of the senses

タイトル読み

カンノウ キョウイク

注記

The bourgeois experience.Volume 1:Education of the senses.(New York : Oxford Univ. Press, 1984)の全訳

書誌解題: 2. 巻末pliii-c

内容説明・目次
巻冊次

1 ISBN 9784622032014

内容説明

19世紀ブルジョワの「絶えざる葛藤」の不可視の元凶は何だったか?メイベル・トッドの奔放な性愛記録の分析から、精神と現実世界が対峙する場での「無意識」の力を解明する大著、待望の邦訳。

目次

  • ブルジョワの経験—全体への序論(研究の方向性;定義による歪み;変革とその殉教者)
  • 官能教育(ケース・ヒストリー ある性愛の記録;ブルジョワの甘い交わり;攻勢に出る女たちと守勢に回る男たち;現実の圧力)
巻冊次

2 ISBN 9784622032021

内容説明

セックスの悦びと抑圧、外科医術の進歩と危険な出産、プライヴァシーの快適さと家族間の軋轢…物質的・政治的成功を収め自信に満ちた19世紀中産階級の文化に潜む、意識されざる不安を剔抉。

目次

  • 第4章 無知の修得(よそおわれた無垢の時代;不安と専門職;知識への逃避)
  • 第5章 性に関する知識(性に関する好奇心;身体からの知識習得;読者たちの闘い;異化の原則)
  • 第6章 自我を守る城壁(安全を求めて;文化的徴候としての社会科学;快適さの民主化;プライヴァシーの経験)
  • 付録 メイベル・ルーミス・トッドの日記における性に関する暗号について

「BOOKデータベース」 より

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