柿本人麻呂ノート
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書誌事項
柿本人麻呂ノート
(佐佐木幸綱の世界 / 佐佐木幸綱著 ; 『佐佐木幸綱の世界』刊行委員会編, 10 ; 古典篇1)
河出書房新社, 1999.4
- タイトル別名
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柿本人麻呂ノート
- タイトル読み
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カキノモトノ ヒトマロ ノート
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内容説明・目次
内容説明
たえず時代の先端を走り短歌1300年の伝統を雄々しく現代に謳い上げる佐佐木幸綱の全貌。
目次
- 古さと新しさについて—近江荒都歌の周辺
- 自然の発見—一光景としての夕波千鳥
- 詩と自然—石見相聞歌の自然
- 自然の様式化—吉野讃歌におけることばの自立
- 旅の歌・歌の旅—留京三首 羈旅八首の成立
- モチーフとしての時代の目—行路死人歌のモチーフ
- 夭折の美学—火葬の歌の時代性
- 戦中世代の原風景
- 吉備津采女挽歌の背景
- 作り出す側の神話—日並皇子殯宮挽歌の理解
- 歌と神話—石中死人歌の政治性
- 作中の「われ」の位相—限界としての帰属意識
- ダイアローグとしての歌—高市皇子殯宮挽歌の戦闘場面
- 歌の状況9
- 座談会 歌の伝統とは何か(寺山修司;大岡信;佐佐木幸綱)
「BOOKデータベース」 より