歴史のなかの現代 : 西洋・アジア・日本
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歴史のなかの現代 : 西洋・アジア・日本
ミネルヴァ書房, 1999.5
- タイトル読み
-
レキシ ノ ナカ ノ ゲンダイ : セイヨウ アジア ニホン
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内容説明・目次
内容説明
本書は、経済史家として戦後の社会科学・歴史研究に一時代を画した慶応義塾大学名誉教授である中村勝己門下に学んだ研究者による歴史論集である。「歴史のなかの現代」をテーマに、西洋・アジア・日本という、それぞれの専門領域から「歴史意識」を問い直し、歴史の方法と問題を提示する。
目次
- 中世ハンザ都市における「領域政策」—その開始と展開
- ロンドンの徒弟暴動(1668年)—「民衆文化」の一齣
- 18世紀北インドの農村地域における「都市」の形成—職業/カースト集団の構造と変化
- 祭りとピューリタニズムの拮抗—イギリス市民文化の起源
- R・バクスターによる民衆のための『信仰問答』—神認識と「聖化」に見られる宗教と社会
- イギリス経済「衰退」と「文化的批判」—W・D・ルービンスタインのモデルをめぐって
- 19世紀アメリカにおける法と経済—「共働者規則」の経済史的意義
- ナチズムとベルリン—ケーニヒ「回想録」への注釈
- 現代と18世紀のバブル考—南海会社とNTT株式募集
- 「トーニーの世紀」と現代—二つのindividualism〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より