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古代の遺跡と文字資料

佐藤信著

(歴史学叢書)

名著刊行会, 1999.5

タイトル読み

コダイ ノ イセキ ト モジ シリョウ

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内容説明・目次

内容説明

遺跡と出土文字資料は、これからの古代史学に欠くことのできない新しい史料群である。著者は、従来からの文献史料とともに、全国各地から発見されるこれら新史料群を積極的に追究して古代史像を構成する。その津軽の福島城から琉球のグスクに及ぶ検討は、視野の広さと史眼の確かさを示していよう。本書の史料学的論考は、著者の史料に取り組む姿勢を物語って有益であり、また史料論・人物論は、今日の研究の先端からみた安定・充実した歴史像を提示しているのである。

目次

  • 第1部 遺跡(古代国家と日本海・北日本;古代・中世の城と館 ほか)
  • 第2部 出土文字資料(史料としての木簡;郡符木簡にみる在地支配の様相 ほか)
  • 第3部 文献史料(古代国家成立期の伝承と史料;石山寺所蔵の奈良朝写経—播磨国既多寺知識経『大智度論』をめぐって ほか)
  • 第4部 人と時代(古代史の光と影;藤原浜成とその時代 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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