書誌事項

マックス・ヴェーバーの比較歴史社会学

スティーヴン・コールバーグ著 ; 甲南大学ヴェーバー研究会訳

(Minerva人文・社会科学叢書, 28)

ミネルヴァ書房, 1999.6

タイトル別名

Max Weber's comparative-historical sociology

マックスヴェーバーの比較歴史社会学

タイトル読み

マックス ヴェーバー ノ ヒカク レキシ シャカイガク

注記

原著(1994: Polity Press と Chicago Univ. Press の英米2社で同時発売)の全訳

文献一覧: 巻末p8-17

内容説明・目次

内容説明

マックス・ヴェーバーが、普遍的な深さと広がりをもち経験に基づいた比較社会学と歴史的社会学とを樹立していたにもかかわらず、ここ数十年間の比較歴史社会学の復活は、ヴェーバーからの影響を間接的にしか受けてこなかった。すなわちヴェーバーの仕事が斬新な研究を生み出す上で大きな魅力と可能性をもっているにもかかわらず、比較歴史社会学に対する今日の研究方法は、基礎的な次元で一連のディレンマや問題を克服できずにきたのである。本書は、これまで詳細に検討されたことがなかった具体的事例を取り上げた著作のなかでヴェーバーが用いている手順や研究戦略を詳細に分析することで、今日の比較歴史社会学に蔓延する多くのディレンマの克服と諸問題に取り組むことを目指す。

目次

  • 第1部 基本的な戦略と手順(作用と構造の連結—動機の多元性とヴェーバーの構造主義;ヴェーバーの多元的因果関係論)
  • 第2部 因果関係分析の社会学—戦略と手順(分析のレヴェル—理念型;仮説形成モデルとしての理念型—ヴェーバー『経済と社会』;因果分析の方法の再構成—因果分析方法論と理論的枠組;マックス・ヴェーバーの比較歴史社会学と近年の諸学派)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BA41654759
  • ISBN
    • 4623030318
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    xiii, 300, 17p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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