百年目の帰郷
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百年目の帰郷
小学館, 1999.6
- タイトル読み
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ヒャクネンメ ノ キキョウ
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注記
参考文献: p262-266
内容説明・目次
内容説明
私のなかで一瞬にして時計のカウンターが猛烈な勢いで逆回転を始め、1998年から1978年へ、そして仕福がこの世に生を受けた1901年へと、百年の時を遡っていった。海を越え、山々の連なりを越えたその空間の広がりの中で、仕福の魂が闇夜の蛍のようにくっきりと光を放ち、ここが物語の始まりなのだと告げていた。そう、仕福の魂に導かれた旅の終着点において百年前、王の物語はその第一話が紡ぎ出され、そして未来永劫、語り継がれるのだ。父が密かに残した「決して伝わらないはずの遺言」がそこにあった。21世紀国際ノンフィクション大賞受賞作。
目次
- 序章 予感
- 第1章 頂点と終焉
- 第2章 ルーツから
- 第3章 葛藤と覚醒
- 第4章 棒球明星
- 第5章 祖国
- 第6章 帰化
- 第7章 帰郷
- 第8章 不幸
- 第9章 幻の村
- 第10章 ルーツへ
- 終章 封印切り
「BOOKデータベース」 より