日本人の思想と信仰
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日本人の思想と信仰
北樹出版, 1999.4
- タイトル読み
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ニホンジン ノ シソウ ト シンコウ
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注記
参考文献: p197-198
内容説明・目次
内容説明
古代の日本民族は、大陸の発達した文化に触れ、人間生活の複雑性を悟り、多くの新しい知恵をわきまえ、また仏教・儒教・道教の思想的洗礼をも承けて、多元的な物の見方を広く学んだ。そうした玉石混淆のなかから、日本民族に相応しい優れたよい文化を取拾選択して、日本文化にとって価値のある面を積極的に取り入れ、実践的に実現させたところに日本民族の優れた特質が認められる。本書は、日本人的個性、霊性の強烈な幾人かの宗教者を中心に武人も含め代表的人物を取り上げた。本書を最後まで読み通すことによって、知らず知らずのうちに日本人のアイデンティティの心そして姿・形に期せず辿り着くとともに、われわれが既に忘れてしまった、日本人の心を新たに再認識できる。
目次
- 第1章 古代日本人の仏教理解
- 第2章 中世の仏教
- 第3章 中世日本人にみる主体的自己の究明
- 第4章 抜隊における禅思想の源流
- 第5章 『孫子』と『五輪書』における兵法観ならびに禅的世界
- 第6章 現代・真宗の高徳名僧七里恒順和上と妙好人浅原才市—その感化・影響をめぐって
「BOOKデータベース」 より