人格障害の精神療法
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人格障害の精神療法
金剛出版, 1999.5
- タイトル読み
-
ジンカク ショウガイ ノ セイシン リョウホウ
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内容説明・目次
内容説明
人格障害は、精神療法の実践の対象としては最も困難な対象の一つである。病態水準という観点から見れば、神経症レベルにも達しない正常レベルから精神病的な水準まで、さまざまな防衛機制と病態水準を示す者が一括されていう。従って、臨床の場においても、いかなる技法にせよ、共通する総論的な問題はないといってよい。本書は、人格障害の精神療法についてのケースがまとめられた日本で最初の書物である。DSM‐4の人格障害のほぼすべての類型を網羅し、現役の臨床家が実践的な治療経験を詳述している。
目次
- 総論(人格障害の精神療法;人格障害の臨床—最近の動向)
- クラスターB(境界例患者の要求の特性と閉鎖病棟での制限設定;自己愛性人格障害の心理療法 ほか)
- クラスターA(分裂病質人格障害の青年との精神療法;妄想性人格障害の心理療法 ほか)
- クラスターC(強迫性人格障害の心理療法;回避性人格障害の心理療法)
「BOOKデータベース」 より