こころの情報学
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書誌事項
こころの情報学
(ちくま新書, 204)
筑摩書房, 1999.6
- タイトル読み
-
ココロ ノ ジョウホウガク
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注記
参考文献: p227-231
内容説明・目次
内容説明
地球上に生命が誕生した三十数億年前に、情報も同時に誕生した。情報とは生命の意味作用であり、ヒト特有の言語もその発展形にほかならない。すなわち、ヒトの“心”とは“情報”が織りなすダイナミックなプロセスなのである!それでは、動物の心を根底にもちながら、一方で機械(コンピュータ)で心をつくろうという野望を抱く、現代人の心とはいったい何か?オートポイエーシス、動物行動学、アフォーダンス、人工知能といった理系の知と、現象学、言語学、社会学などの文系の知を横断しながら、まったく新しい心の見方を提示する、冒険の書。
目次
- 第1章 情報から心をみる(情報学からの展望;心は情報処理機械か ほか)
- 第2章 機械の心(機械が言葉をしゃべるとは;人工知能の挑戦 ほか)
- 第3章 動物の心(生命の誕生と歴史;心的システムの進化 ほか)
- 第4章 ヒトの心(言語が生まれる;原型言語 ほか)
- 第5章 サイバーな心(もとめられる身体性;イメージ商品としての機械情報 ほか)
「BOOKデータベース」 より