哲学教授を辞めて探偵になった男
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書誌事項
哲学教授を辞めて探偵になった男
草思社, 1999.6
- 上
- 下
- タイトル別名
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Gumshoe
- タイトル読み
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テツガク キョウジュ オ ヤメテ タンテイ ニ ナッタ オトコ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784794208934
内容説明
70年代半ばのサンフランシスコ。著者は休暇中の大学教授だった。ある日の午後、書きかけのニーチェの論文をそのままに、とある探偵事務所を訪れた。探偵の仕事に興味があったのだ。はじめは遊び半分だった。与えられた仕事先はオークランドの倉庫街。指示された場所に着いた彼が見たものは、開かないドアの真ん中に口をあけた弾痕だった。30口径、いや45口径か。これをぶちこんだ奴は、こっちが探偵気取りの素人かどうかなどお構いなしだ。もはや遊びでは済まされない。—こうして「教授」の探偵稼業が始まった。
目次
- 第1章 張り込み
- 第2章 失踪
- 第3章 売人の隠れ家
- 第4章 筋書き
- 第5章 傭兵の疲労
- 巻冊次
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下 ISBN 9784794208941
内容説明
1973年、チャイナタウンでマフィアがらみの殺人事件があった。犯人はすでに服役中。しかしこの事件には不審な点があった。報告書の内容に明らかな間違いがあるのだ。冤罪か?だが、すでに結審した判決を覆せるのか。1978年、新たな目撃証人を求めて「教授」の調査が始まる—。次の事件は愛娘を取り戻してほしいという妻からの依頼だった。離婚した夫が6歳の娘を連れたまま母国インドに帰り、そもまま行方をくらましたという。灼熱の亜大陸で娘を見つけ出し、暴力的な父親のもとから連れもどすこと。それはかなりの困難が予想された—。
目次
- 第6章 殺人犯
- 第7章 証人の記憶
- 第8章 誘拐
- 第9章 パスポートの空白
- 第10章 悪魔の咆哮
- エピローグ 調査報告書
「BOOKデータベース」 より