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敦煌と日本文学

川口久雄著

(敦煌よりの風 / 川口久雄著, 1)

明治書院, 1999.5

タイトル読み

トンコウ ト ニホン ブンガク

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内容説明・目次

内容説明

本書に収載する論文は必ずしも発表年次に従わず、それぞれに関係深い論文をまとめている。中には比較的内容が重複しているものもあり、講演記録や新聞記事もあるが、全体として、敦煌と日本文学を見渡して幅広く論じているものを収載している。著者が最も早く注目した敦煌資料は「変文」と呼ばれるもので、「変」とは絵であり、「文」とはその絵解きの文言を記したものである。これらは主として寺院において、説経師や絵解き法師のたぐいが絵解きしたものであるが、大略、基づく経典に依拠するものを「経変」とし、経典に依拠しない通俗のものを「俗変」として収めた。

目次

  • 第1篇 敦煌と日本文学(敦煌と日本文学—敦煌変文の概念;敦煌壁画と日本文学—莫高窟の概観;ロシアにある敦煌資料と日本文学)
  • 第2篇 敦煌と日本の絵解き(絵解き事始め;絵解きのルーツ敦煌;絵解きの世界 ほか)
  • 第3篇 敦煌と日本の物語(絵解きから物語絵へ;物語絵と物語文学;日本文学から見た中国文学 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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