ホワイトカラー犯罪の法律学 : 現代社会における信用ある人々の犯罪

書誌事項

ホワイトカラー犯罪の法律学 : 現代社会における信用ある人々の犯罪

D・O・フリードリクス著 ; 藤本哲也監訳

シュプリンガー・フェアラーク東京, 1999.5

タイトル別名

Trusted criminals : white collar crime in contemporary society

タイトル読み

ホワイト カラー ハンザイ ノ ホウリツガク : ゲンダイ シャカイ ニオケル シンヨウ アル ヒトビト ノ ハンザイ

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注記

Trusted criminals : white collar crime in contemporary society.の翻訳

文献: p574-633

内容説明・目次

内容説明

ホワイトカラー犯罪とは、社会的に地位の高い指導的立場にある者が、その地位を濫用して職務過程において犯す犯罪である。現代社会における新たな犯罪として注目されており、欧米を中心に研究が重ねられている。本書は、従来の伝統的なホワイトカラー犯罪に加えて、政府による犯罪、国家企業複合型犯罪、テクノ犯罪、悪質商法犯罪、副業犯罪などの新しい犯罪類型を分析した最も新しい研究書の翻訳である。詳細な研究成果と共に示唆に富む提言も盛り込まれており、ホワイトカラー犯罪が顕在化する現代社会を考察するにあたって必読の一冊である。

目次

  • 第1章 ホワイトカラー犯罪の発見
  • 第2章 ホワイトカラー犯罪の研究とそのコストの評価
  • 第3章 企業犯罪
  • 第4章 職業犯罪
  • 第5章 政府による犯罪—国家による犯罪および政治的ホワイトカラー犯罪
  • 第6章 国家企業複合型犯罪・金融犯罪・テクノ犯罪
  • 第7章 事業体犯罪・悪質商法犯罪・副業犯罪
  • 第8章 ホワイトカラー犯罪の説明—理論と評価
  • 第9章 ホワイトカラー犯罪に対する法と社会統制
  • 第10章 ホワイトカラー犯罪のポリーシングと規制
  • 第11章 ホワイトカラー犯罪の訴追・弁護・裁判
  • 第12章 ホワイトカラー犯罪にいかに対処するか

「BOOKデータベース」 より

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