一九九〇年代のイギリス小説 : ポストモダニズムとポストコロニアリズム
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書誌事項
一九九〇年代のイギリス小説 : ポストモダニズムとポストコロニアリズム
(二十世紀英文学研究 / 二十世紀英文学研究会編, 6)
金星堂, 1999.3
- タイトル別名
-
一九九〇年代のイギリス小説
- タイトル読み
-
1990ネンダイ ノ イギリス ショウセツ : ポスト モダニズム ト ポスト コロニアリズム
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注記
作家・作品紹介: p[281]-290
章末に参考文献あり
執筆: 倉持三郎ほか
内容説明・目次
内容説明
今回の論集には、前の論集でとり上げた多文化の問題そして同性愛をはじめとするセクシュアリティー、ジェンダーのテーマや、戦争、政治(サッチャーリズムなど)、宗教(イスラム教など)、歴史、アイルランドをはじめとする連合王国の他の地域の問題、ドラッグなども含まれ、最終的にはポストモダニズムとポストコロニアリズムでまとめられている。
目次
- 序論 ポストモダンとポストコロニアル小説
- 第1部 ポストモダン小説の流れとリアリズム小説(A・S・バイアットのポストモダン・リアリズム—『バベルの塔』と『憑依』をめぐって;女神たちの三幅画—A・S・バイアット『マティス・ストーリーズ』試論;ピーター・アクロイドの『ディー博士の館』について—歴史・伝記・小説;イアン・マキューアンの『夢みる少年』にいたる過程—モダニズム、リアリズムを経て、ポストモダニズムへ ほか)
- 第2部 ポストコロニアル小説の展開(ハニフ・クレイシ『郊外のブッダ』—多文化的アイデンティティと反サッチャーリズム;ベン・オクリの『満たされぬ道』—19990年代の新しいアビク像;アルンダティ・ロイの『小さきものたちの神』—スパイラル状の語り;過去の重荷、あるいは〈自治植民地オーストラリア〉としての始まりの創出—ピーター・ケアリー『ジャグ・マッグズ』 ほか)
「BOOKデータベース」 より