フィンランド駅へ : 革命の世紀の群像
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フィンランド駅へ : 革命の世紀の群像
みすず書房, 1999.6
- 上
- 下
- タイトル別名
-
To the Finland station : a study in the writing and acting of history
フィンランド駅へ : 革命の世紀の群像
- タイトル読み
-
フィンランドエキ エ : カクメイ ノ セイキ ノ グンゾウ
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注記
原著 (New York: Farrar, Straus and Giroux, 1940) の全訳. 翻訳底本: Noonday Press, 1972年版
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784622046783
内容説明
1917年4月、レーニンはペトログラードのフィンランド駅に立った。ミシュレのヴィーコ発見から百年、この瞬間に向かって構築された「社会変革の思想」とは。第一次世界大戦中の1917年4月、レーニンは亡命先のスイスで「ロシア革命、勃発」の報を受け、「封印列車」に乗って、ペトログラードの「フィンランド駅」まで戻ってきた。そして駅前を埋めた数万の労働者を前に最初の演説をする。それに続く一連のできごとは、20世紀の運命を決した、しかし「フィンランド駅」を一つの頂点とする“革命の伝統”は、いつ、どこで、誰によって、用意されたのか、これが本書のテーマである。
目次
- ミシュレ、ヴィーコを発見する
- ミシュレと中世
- ミシュレとフランス革命
- 歴史を生きるミシュレ
- 国民主義と社会主義の狭間に立つミシュレ
- 革命の伝統の衰退(ルナン;テーヌ;アナトール・フランス)
- 社会主義の起源(バブーフの弁明;サン=シモンのヒエラルキー;フーリエとオウエンの協同体;アンファンタンとアメリカの社会主義者たち)〔ほか〕
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784622046790
内容説明
ヴィーコのナポリから始まった物語は、上巻で、パブーフのパリへ、ボストン郊外の理想農場ブルック・フォームへ、そしてマルクスとエンゲルスが『新ライン新聞』を発行したケルンへと至った。下巻では、ロンドンで「商品の詩人、そしてプロレタリアートの独裁者」となるマルクスとペテルブルグの「若き鷲」トロツキーが登場、さらにレーニンはペトログラードのフィンランド駅で「人類史上はじめて、歴史哲学の鍵が、現実の歴史の錠にぴったり合う瞬間を目前にする」。ヴァレリー、ベンヤミンと並ぶ20世紀アメリカの批評家が、豊かな歴史的想像力と筆力を駆使した、驚異の歴史文学=大河ドラマ。待望の邦訳、ついに刊行。
目次
- 歴史を演ずる者—バクーニン
- カール・マルクス—商品の詩人、そしてプロレタリアートの独裁者
- マルクスの死
- レーニン(ウリヤーノフ兄弟;偉大なる校長)
- トロツキー—若き鷲
- 歴史を自分と同一視するトロツキー
- 自分を歴史と同一視するレーニン
- フィンランド駅に立つレーニン
「BOOKデータベース」 より