プラハ建築の森
著者
書誌事項
プラハ建築の森
学芸出版社, 1999.6
- タイトル別名
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Pražský architektonický les
- タイトル読み
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プラハ ケンチク ノ モリ
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注記
参考文献: p236-237
内容説明・目次
内容説明
プラハの街は、古くから、イタリアやフランス、北欧やビザンチン、オーストリアやドイツといった国外から流入した文化によって形成された街である。一級品とか、オリジナルとかいった意味での価値のある建築はないに等しい。「すこし遅れたヨーロッパ」である。あるいは「B級建築の集合」でしかない。しかし、たとえどこかの国の建築のコピーだとしても、それが今も人々に愛され、集団として生きているのがプラハの建築ではないか。プラハは一本一本の木が生きている「建築の森」なのである。それは21世紀にも生き残る都市ではないか、と著者は思う。
目次
- 1 プラハの誕生(ヴルタヴァ川のほとりに住みつく冒険商人;農民の子が城をつくる ほか)
- 2 黄金のプラハ—カレル四世の街(神聖ローマ帝国の首都づくり;ゴシック教会は「ボヘミアの森」 ほか)
- 3 歪んだプラハ—ハプスブルクの街(ルネサンス王宮は「政事の城」と化す;国破れてハプスブルクの宮殿あり ほか)
- 4 モダンなプラハ—チェコ人の街(演劇はチェコ人の心を解放する;街に君臨するモニュメント ほか)
「BOOKデータベース」 より