労働者文化の胎動 : メーデー発祥の地シカゴ : 精肉都市の光と陰

書誌事項

労働者文化の胎動 : メーデー発祥の地シカゴ : 精肉都市の光と陰

松田裕之著

清風堂書店出版部, 1999.5

タイトル別名

Quickening of the worker's culture : both side of Chicago packingtown

タイトル読み

ロウドウシャ ブンカ ノ タイドウ : メーデー ハッショウ ノ チ シカゴ : セイニク トシ ノ ヒカリ ト カゲ

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注記

その他の標題は標題紙裏による

参考文献一覧: p215-p222

内容説明・目次

内容説明

本書は、世紀転換期から第一次大戦終結頃にかけてシカゴ精肉町で生きた労働者たちを対象として編んだ、歴史研究である。働き、生活するというプリミティブな営みが、苦痛をともなって描かれている。

目次

  • プロローグ 『ザ・ジャングル』の虚構と実相
  • 第1章 世紀転換期シカゴ市の群像(精肉都市シカゴの成立;殺到する移民の群れ;黒人労働者のおいたち)
  • 第2章 精肉町の労働と生活(精肉工場のスケッチ;精肉町で生きること;融合をうながすもの)
  • 第3章 アメリカナイゼーションと労働運動(精肉カルテルの憂鬱;1904年の攻防;闘いの諸相と帰結)
  • 第4章 『ザ・ジャングル』のそれから(仲裁、闘争、そして分裂;資本の攻勢と労働者文化の解体)
  • エピローグ 血と肉の職場史を書き終えて

「BOOKデータベース」 より

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