狐
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狐
(日本の童話名作選)
偕成社, 1999.3
- タイトル読み
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キツネ
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内容説明・目次
内容説明
月夜の晩、文六ちゃんは祭りにいく途中で下駄を買いました。その時、腰のまがったお婆さんが言ったのです。「やれやれ、晩げに新しい下駄をおろすと、狐がつくというだに。」それを聞いた文六ちゃんはびっくり。とっても心配になりました。下駄屋のおばさんが、すぐにマッチを一本するまねをして、文六ちゃんの新しい下駄のうらに触って、おまじないをしてくれました。「さあ、これでよし。これでもう狐も狸もつきやしん。」しかし、文六ちゃんの不安とおそれは消えませんでした。—本当に狐につかれるのではないか、狐になってしまうのではないかと—。小学中級以上。
「BOOKデータベース」 より