面白すぎる日記たち : 逆説的日本語読本

書誌事項

面白すぎる日記たち : 逆説的日本語読本

鴨下信一著

(文春新書, 042)

文藝春秋, 1999.5

タイトル読み

オモシロスギル ニッキタチ : ギャクセツテキ ニホンゴ トクホン

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内容説明・目次

内容説明

徳冨盧花の破天荒の自己暴露、赤裸々な性描写を妻に気づかれぬようローマ字で綴った石川啄木、落ち目になってから世間への愚痴ばかり書いた古川ロッパなど、日記のさわりを覗いて楽しもうという趣向です。藤原定家から山田風太郎まで、木戸幸一や小津安二郎のほか、主に近代以降の日本人たちが大勢登場します。日記はいつ書かれ、なぜ隠し、なぜ天候にこだわるのか、といったキーワードを軸に震災・獄中・病中日記から夢日記も含め、多彩な人々の日記を味わいながら、日本語の妙技も逆説的に堪能できる本。

目次

  • 第1章 日記はいつ書くのか
  • 第2章 天候・気象のこだわり
  • 第3章 災厄の中で—震災日記・獄中日記・病中日記
  • 第4章 日記はなぜ隠すのか
  • 第5章 夢日記の魔力
  • 第6章 同日日記の並べ読み
  • 第7章 文語体・候文・口語体
  • 第8章 戦いのさなかで
  • 第9章 日記にあらざる日記

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA42230587
  • ISBN
    • 4166600427
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    238p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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