ハイデガーの真理論

書誌事項

ハイデガーの真理論

岡田紀子著

法政大学出版局, 1999.7

タイトル読み

ハイデガー ノ シンリロン

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注記

注記: p231-277

内容説明・目次

内容説明

“真理とは何か”は哲学の根本問題であるが、ハイデガーにおいては“存在とは何か”という問いと不可分の問題構造をなし、『存在と時間』はその全体が同時に真理論でもある。「真理が存在するかぎりでのみ、存在はある」、「存在と真理の等根源性」等の命題はじめ、「存在了解」の解明から「根源的かつ自己本来的真理」への道を辿るハイデガー真理論の、構図と問題性、その現象学的方法を検討する。“非真理”の問題にも踏み込んだ、精緻な内在的研究を通して、ハイデガー真理論の切り拓いた哲学的次元の意義を考察。

目次

  • 第1章 言表と配慮の真理(言表(判断)の真理;言表の構造;言表と解釈 ほか)
  • 第2章 開示性としての真理(現存在の開示性;頽落的開示性;方法論的考察 ほか)
  • 第3章 時間性と真理(関心と時間性;時間性と歴史性;内時間性と通俗的時間概念 ほか)
  • 第4章 再願と考察

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA42231003
  • ISBN
    • 4588150316
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xii, 281, 13p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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