横浜英仏駐屯軍と外国人居留地
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横浜英仏駐屯軍と外国人居留地
東京堂出版, 1999.3
- タイトル読み
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ヨコハマ エイフツ チュウトングン ト ガイコクジン キョリュウチ
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注記
内容: はじめに(石塚裕道), 凡例, 横浜英仏駐屯軍の一二年間 --外国人居留地をめぐる"軍事空間"--, I: 明治維新と英仏駐屯軍(1: 駐屯軍と下関遠征(「横浜駐屯地の英国陸軍」-「横浜外国人居留地の防衛」), 2: 駐屯軍と洋式兵制(「神奈川奉行所の軍制改革」-「東京湾の防備政策と東海鎮守府」)), II: 東アジアをめぐる国際関係と英仏駐屯軍(1: イギリスの対日政策(「アロー戦争と日本」, 「英仏駐屯軍撤退期の国際関係」), 2: フランスと東アジア(「フランス海軍と駐日公使ロッシュの対日政策」, 「一八六〇年代におけるフランス海軍の極東戦略」)), おわりに(安田岩男), 索引, 執筆者紹介
索引: p403-407
収録内容
- 横浜英仏駐屯軍の一二年間 : 外国人居留地をめぐる"軍事空間" / 石塚裕道 [執筆]
- 横浜駐屯地の英国陸軍 : 史料に見る兵士たちの生活社会史 / 大山瑞代 [執筆]
- 下関戦争と英国海兵隊 : 「海でも陸でも」戦う士官たち / 柳生悦子 [執筆]
- 横浜外国人居留地の防衛 : 英国の軍事力行使をめぐって / 影山好一郎 [執筆]
- 神奈川奉行所の軍制改革 : 集められた農民兵たち / 西川武臣 [執筆]
- 蘭式・英式・仏式 : 諸藩の"兵制"導入 / 鈴木淳 [執筆]
- 東京湾の防備政策と東海鎮守府 : 英仏駐屯軍撤退前後を中心に / 田中宏巳 [執筆]
- アロー戦争と日本 : 一八六〇年の英仏連合軍の軍用馬輸出一件 / 熊澤徹 [執筆]
- 英仏駐屯軍撤退期の国際関係 : 不平等条約体制の再編をめぐるイギリスと日本 / 小風秀雅 [執筆]
- フランス海軍と駐日公使ロッシュの対日政策 : 下関遠征後の横浜フランス駐屯軍をめぐって / 中武香奈美 [執筆]
- 一八六〇年代におけるフランス海軍の極東戦略 / 中山裕史 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
幕末の開港以後、かつて日本を代表する生糸輸出の港町で、さらに国際都市として知られる横浜は、これまで二度にわたって外国軍隊の駐屯を体験した。アジア・太平洋戦争敗北の1945年以降、アメリカ軍による日本単独占領の一環として横浜にも「軍政」が施行された時期と、余り知られていないが、明治維新期にイギリス・フランス軍が外国人居留地警備の理由で、横浜の一角に10年余り来駐していた時期である。本書は後者の問題を取りあげ、共同研究のかたちで、それをまとめた成果である。
目次
- 1 明治維新と英仏駐屯軍(駐屯軍と下関遠征;駐屯軍と洋式兵制)
- 2 東アジアをめぐる国際関係と英仏駐屯軍(イギリスの対日政策;フランスと東アジア)
「BOOKデータベース」 より