近代イギリス自由労働主義の研究
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近代イギリス自由労働主義の研究
御茶の水書房, 1999.7
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キンダイ イギリス ジユウ ロウドウ シュギ ノ ケンキュウ
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University Library for Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo図
366.623:Su965019907681
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Description and Table of Contents
Description
イギリスは世界で最初に産業革命を行なった国である。従って、それにより大量の労働者が出現した。世界で最初の労働者の政治運動と言われるチャーティスト運動はこの産業革命の後半、特に末期近くに発生した。チャーティズムに関する文献の中にはチャーティストがその後自由主義勢力に接近して行ったと述べているものもある。とすれば何故そのようなことが起きたのかを検討する中で自由労働主義を理解することができるのではないかと考えたことが本書の出発点となったいる。チャーティスト運動の中で主張された様々の発言をイデオロギーとして取り出し、それらが自由労働主義下の労働者のイデオロギーとどのように関連するのかを検討した。双方のイデオロギーを比較すると相当類似している点があることがわかった。
Table of Contents
- 第1章 チャーティストのイデオロギーと1860年代、70年代の労働者のイデオロギー
- 第2章 労働者の諸運動—ロンドンを中心に
- 第3章 地域研究—サザーク
- 第4章 下院議員選挙—ロンドンを中心にして
- 第5章 ロンドン学務委員会選挙
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