絶望の書・ですぺら : 辻潤エッセイ選
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絶望の書・ですぺら : 辻潤エッセイ選
(講談社文芸文庫)
講談社, 1999.8
- タイトル読み
-
ゼツボウ ノ ショ デスペラ : ツジ ジュン エッセイセン
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注記
年譜・著書目録: p264-277
参考文献: p278-279
内容説明・目次
内容説明
幼時にキリスト教を信仰し、のちダダイストとして登場、自由を求めて絶望を知り、伊藤野枝と結婚し数年で離婚、尺八を吹き各地を流浪の末、巷間に窮死した辻潤(1884—1944)。後年大杉栄の元に行った野枝との回想「ふもれすく」を始め、著作集『浮浪漫語』『ですぺら』『絶望の書』等と未収録エッセイより、小説「三ちゃん」を含む二十五篇で構成。詩人の魂を持つこの無類の思想家の現代的魅力を伝える。
目次
- 一滴の水
- 浮浪漫語
- 自分だけの世界
- 「自由」という言葉
- 価値の転倒
- 三ちゃん 小説
- ですぺら
- ダダの話
- ぷろむなあど・さんちまんたる
- ふもれすく〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より