昭和の唯物論哲学
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書誌事項
昭和の唯物論哲学
(舩山信一著作集, 第9巻)
こぶし書房, 1999.9
- タイトル別名
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昭和の唯物論史
- タイトル読み
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ショウワ ノ ユイブツロン テツガク
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注記
事項・人名索引付
解説: 藤田友治著
本書は福村出版刊『昭和の唯物論史』上・下(1968年)に正誤表を加えたものを底本とした
月報あり
内容説明・目次
内容説明
戦前の日本唯物論の核心と精華を、著者独自の「人間学的唯物論」の観点から、当時の論争を踏まえて整序し展開した唯一の哲学史!日本マルクス主義の嚆矢をなす福本イズム、その歴史的前提をなす明治・大正期の自然科学的唯物論のわが国への紹介、そして三木清の「唯物史観の人間学的解釈」とこれをめぐる論争、さらに自然弁証法に関する諸研究—これらの研究が本書の核心をなす。
目次
- 1 大正期における唯物史観と哲学的唯物論—大正中期→末期の翻訳書および解説書・批判書を中心として
- 2 福本和夫・河上肇における唯物弁証法
- 3 三木清における唯物史観の人間学的基礎づけ
- 4 三木哲学をめぐる論争—唯物史観研究時代の三木清をめぐって
- 5 「認識論としての弁証法」、「弁証法・認識論・論理学の同一性」にかんする論争—「哲学におけるレーニン的段階」にかんれんして
- 6 自然弁証法論
- 7 労農派の哲学者大森義太郎の哲学
- 8 観念論者の唯物弁証法批判
「BOOKデータベース」 より