テレビ映像と光感受性発作 : その脳波診断と防止策
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テレビ映像と光感受性発作 : その脳波診断と防止策
新興医学出版社, 1999.8
- タイトル読み
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テレビ エイゾウ ト コウカンジュセイ ホッサ : ソノ ノウハ シンダン ト ボウシサク
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内容説明・目次
内容説明
あの衝撃的なポケットモンスター(ポケモン)事件は1年も過ぎると、次第に忘れ去られようとしている。’97年12月16日の夕刻、テレビのアニメ番組が国内の広範な地域に放映され、その中の刺激的な一部映像によって700人に及ぶ若年者が全国で光感受性発作を同時に多発するという、それは史上かつてない出来事であった。さらに、厚生省の研究報告書によると、アニメ番組を見ていた人の10.4%が眼・頭痛・不快気分などの健康被害を呈したと推測される。これはきわめて現代的問題をはらんだ前代未聞の大事件である。本書は、事実経過、問題点を整理し、光感受性発作だけでなく、これから次第に増えるであろうテレビやコンピューター画面の映像による健康被害、その防止策などについて、できるだけ平易に解説したものである。
目次
- ポケモン事件
- ポケモン事件に対する民放連の対応
- テレビ東京の対応とその記録
- 厚生省「光感受性発作に関する臨床研究」
- 日本てんかん学会の取り組み
- ポケモン発作の発症機序
- 郵政省の「放送と視聴覚機能に関する検討会報告書」
- 英国ITCガイドライン
- テレビ東京ガイドライン
- 民放連ガイドライン〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より