マリア・カラス : 批評・思い出・記録
著者
書誌事項
マリア・カラス : 批評・思い出・記録
新書館, 1999.9
新版
- タイトル別名
-
Callas : as they saw her
- タイトル読み
-
マリア カラス : ヒヒョウ オモイデ キロク
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注記
ディスコグラフィー: p[283]〜298
内容説明・目次
内容説明
カラスの声は、音としては決して美しいものではない。それは、ビロードのような声でも艶のある声でもない。その代わり、カラスの声には鋭さがあって、よく透る。観客席のどこにいても、その声を明瞭に聞けるのである。カラスが人に訴えかけるのは、まさにこの事実によっている。誰でも、一度聞けば、どこにいても、それとわかるのだ。「ああ、マリア・カラスだ」と。
目次
- 第1章 最高位(アッソルータ)のディーヴァ—その生涯・芸術・遺産
- 第2章 カラス自身の語るカラス
- 第3章 人々の見たカラス—エッセイと評価
- 第4章 カラスの思い出—仲間たちの回想
- 第5章 批評に見るカラスの芸歴(1938‐1974年)
「BOOKデータベース」 より