恋する文楽
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恋する文楽
洋泉社, 1999.9
- タイトル読み
-
コイスル ブンラク
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注記
文楽用語一覧: p213-216
文楽を知るブックガイド: p217-220
内容説明・目次
内容説明
あの日、私は恋を失いかけていた。それと引きかえに、文楽と出会ったのだろうか—。文楽=人形浄瑠璃。古来のかたちをよく受け継いできた伝統芸能。だが、なにより現代の女心を揺さぶってやまないドラマであり、エロスにみちた静と動の芸術の世界なのだ。『寺子屋』で泣く快感を知り、『朝顔日記』の祐仙に笑い殺され、『冥途の飛脚』の梅川にわが身を重ねる。かくも深く、かくも心地よい“芝居”があったとは…。文楽に恋して十年、正しくも悦ばしい追っかけ道をひた走ってきた著者が、「文楽の愉しみ」を描き尽くす書き下ろしエッセイ。
目次
- 第1章 わが愛しの文楽(男は過去を、女は未来を見た—曽根崎心中;忠義という名の理不尽—伊賀越道中双六 ほか)
- 第2章 文楽の男たち(黒衣の誘惑;「出す、出さない」の禅問答 ほか)
- 第3章 文楽追っかけ日記(東京・国立劇場;湯布院文楽 ほか)
- 第4章 文楽の新しい波(若き挑戦者たち;食わず嫌い、ちゃう? ほか)
「BOOKデータベース」 より