草薙列伝・八岐の大蛇
著者
書誌事項
草薙列伝・八岐の大蛇
(教育画劇の創作文学)
教育画劇, 1997.12
- タイトル別名
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八岐の大蛇 : 草薙列伝
- タイトル読み
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クサナギ レツデン ヤマタ ノ オロチ
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内容説明・目次
内容説明
弥生時代の出雲の地には、肥の川と呼ばれる豊かな川が流れていた。肥の川の流域には三つの族の集落があった。川上に住む製鉄の民クサナギ族。中流域には農耕の民ナズチ族。下流の海辺近くには海洋の民タケハヤ族。三つの族は同じ蛇の神を信仰していたが、祭祀権はクサナギ族が握っていた。そのため、クサナギ族の族長は三つの族の筆頭の地位にありつづけていた。三つの族長の間には、互いに手を結びあい新しい国を作る密約が交わされていた。しかしクサナギ族の族長の急死により、計画はふりだしに戻った。新しい国王になるはずだったタケハヤ族の族長スサノオの前に現れた恐るべき人物—わずか十六歳にしてクサナギ族の族長を継いだナギヒコこそ、神剣・草薙の剣に導かれるように、出雲の国王となる大きな望みを抱いた若者だった。
「BOOKデータベース」 より