サラマンドラの伝説
著者
書誌事項
サラマンドラの伝説
(扶桑社ミステリー)
扶桑社, 1990
- 上
- 下
- タイトル別名
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The salamandra glass
- タイトル読み
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サラマンドラ ノ デンセツ
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注記
***記述は遡及データによる
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784594005788
内容説明
1982年5月、ベストセラー作家クリスチャン・グラデューが惨殺された。死体には“第2次大戦中フランスの敵国ドイツに協力した廉により死刑”と書き記された手紙と火とかげを象った奇妙なペンダントが残されていた。訃報を受けコスタリカから戻った息子マイケルは意外な事実に気づく。生前、父が執筆中だった作品の草稿と資料が消えていたのだ。さらに作品の発行を予定していた出版社の担当編集者が殺害、その社屋も爆破された。作品の内容と父の殺害とは関係がある。大戦中レジスタンスの闘士だった父は作品に何か重要な事実を書き込んでいたのではないか?マイケルは大戦中の父の足跡を求めヨーロッパへと飛んだ。過去現在が複雑に絡み合った壮大なスパイ・サスペンス。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784594005795
内容説明
父クリスチャンの殺害者を捜すマイケルの旅はパリから南フランスへと続いた。同時にそれは父とその同時代人たちの軌跡を辿る旅でもあった。探索行を続けるマイケルはついに有力な情報をつかむ。ひとつは、連合国側に関する重要情報をナチス・ドイツに流していた協力者〈Z〉という人物の存在。もうひとつは、〈Z〉の正体を知っていると思われる元SS大尉ルドルフ・インメルがまだ生きているという情報だ。さらに父の惨殺現場に残されていたあのガラスのペンダント。それを40数年前に作ったというユダヤ人の職人も生き延びているというのだ。すぐさまマイケルは行動を開始する。が、その直後ルドルフ・インメルと目される男が何者かに襲われた。つづいて正体不明の敵の手はマイケル自身にも及ぶ—。
「BOOKデータベース」 より