北日本の都市景観
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北日本の都市景観
礼文出版, 1999.2
- タイトル読み
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キタニホン ノ トシ ケイカン
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内容説明・目次
内容説明
縄文の古から、アジア大陸との交流、あるいは遠く西南地域との交易の証を留める数々の遺跡を秘めた「北日本」。独自の文化圏を有しながら、脚光を浴びることの少なかった「北のステージ」。「北日本都市」には、近代日本の夜明けを拓く一翼を担った開港場「函館」「新潟」をはじめ、西廻り航路の拠点として、大きな役割を果たした「酒田」などがある。津軽海峡波路遙かに「運河」と「木骨石造建築の宝庫」・商港小樽を捉えることができる。青函連絡船を失った「港町青森」。この本州北端の港町も、まほらの詩・縄文のシンフォニーを奏でる三内丸山遺跡でスポットを浴びはじめた。本書は、基本的には、「町並みは都市の共有財産であり、何よりも文化財である」という視座で臨みたい「北日本」の臨海都市群。それらは、内陸部の生産や流通によって支えられてきた。本書には、たくさんの町並みや建造物が登場する。都市の歴史や文化、あるいは現状が集約されているからでもある。
目次
- 1 東北の蔵のまち(土蔵—その歴史と構造;倉とのちがい ほか)
- 2 夕陽のまち(鰺ケ沢(あじがさわ);深浦(ふかうら) ほか)
- 3 明日を見つめるまち(青森(あおもり);八戸(はちのへ) ほか)
- 4 北海のロマン(函館(はこだて);小樽(おたる))
「BOOKデータベース」 より