バルザック : 生誕二百年記念論文集

著者

    • 日本バルザック研究会 ニホン バルザック ケンキュウカイ

書誌事項

バルザック : 生誕二百年記念論文集

日本バルザック研究会著

駿河台出版社, 1999.10

タイトル別名

バルザック : 生誕200年記念論文集

タイトル読み

バルザック : セイタン ニヒャクネン キネン ロンブンシュウ

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注記

バルザックの主要著作 : 一覧と索引: p.479-483

収録内容

  • バルザックにおける時間の感覚 / 大矢タカヤス著
  • パリの小説家バルザック : 『ヴァン・クロール』の場合 / 澤田肇著
  • バルザックのオリエント : 目のなかのインド / 片桐祐著
  • 『人間喜劇』の中のアメリカのイメージ : 桧舞台パリと対極の蛮地 / 山崎朱美子著
  • バルザックと鉄道 : 「私は北部鉄道の株主です」 / 西田俊明著
  • バルザックの経済小説を読む : 『ウジェニー・グランデ』 / 早水洋太郎著
  • 『人間喜劇』における家族 : 『ウジェニー・グランデ』の場合 / 藤原団著
  • 『田舎医者』の優しさ : 『人間喜劇』に描かれた男性の母性について / 中村加津著
  • 寓意としての「娼婦」 : 『知られざる傑作』を中心に / 村田京子著
  • ロマネスクと知 : 『十三人組物語』について / 中山眞彦著
  • バルザックの小説におけるメロドラム的側面について / 大下祥枝著
  • 『人間喜劇』の演出家たち / 東辰之介著
  • タデ・パス 登場人物・作者・役者? : 『偽りの愛人』について / 岡田充代著
  • 仮面とゴシック : 『暗黒事件』試論 / 私市保彦著
  • ヴォークリューズから来た密偵 / 飯島耕一著
  • 正義の主題とヴォートラン最後の物語 / 宇多直久著
  • 『女性研究』小論 / 道宗照夫著
  • テクストの変奏 : 『グランド・ブルテーシュ』をめぐって / 奥田恭士著
  • バルザックにおける「無垢」の一側面 : 『ピエレット』について / 佐久間隆著
  • 『結婚の生理学』の教えるもの : 夫婦生活と病理学 / 松村博史著
  • 『二人の若妻の手記』について / 加藤尚宏著
  • 声にかんする逆説 : バルザックの音楽小説についての一考察 / 五島学著
  • 『アルベール・サヴァリュス』 : 声とまなざし / 柏木隆雄著
  • バルザックとコンサントリックな世界 / 中堂恒朗著
  • 青年バルザックの天使像 / 西岡範明著
  • 顔面角・論 : あるいは描写のパラダイム変換をめぐって / 芳川泰久著
  • どよめきと噂 / 博多かおる著
  • 人物「名」再登場 / 多田寿康著
  • バルザックのある語法について : il y de... 及び il s'en va de... / 石井晴一著
  • 悪魔と魔女のいる『風流滑稽譚』 / 武本尚也著
  • 『人間喜劇』といくつかの絵入り本 / 伊藤幸次著
  • 「全集」の夢 / 泉俊明著
  • ネットワークとしての『人間喜劇』 / 霧生和夫著

内容説明・目次

内容説明

『ゴリオ爺さん』、『谷間の百合』など、文豪と呼ぶに真にふさわしい小説家バルザック。その生誕200年を迎えて、日本のバルザック研究者が総力を結集して、この高峰の山襞に深く分け入る。現在の研究水準を如実に示す研究論文集。

目次

  • 構造—トポス・エコノミー・フェミニテ(バルザックにおける時間の感覚;パリの小説家バルザック—『ヴァン・クロール』の場合;バルザックのオリエント—目のなかのインド ほか)
  • 世界—ロマネスク・ポエジー・ジャンル(ロマネスクと知—『十三人組物語』について;バルザックの小説におけるメロドラム的側面について;『人間喜劇』の演出家たち ほか)
  • 広がり—イデー・エクリチュール・ネットワーク(バルザックとコンサントリックな世界;青年バルザックの天使像;顔面角・論—あるいは描写のパラダイム変換をめぐって ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

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