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アクロバットとダンス

石井達朗著

(寺子屋ブックス, 02)

青弓社, 1999.8

Title Transcription

アクロバット ト ダンス

Available at  / 30 libraries

Description and Table of Contents

Description

トランス状態に入ることで、日常の鍛練を超越した高度な踊りを披露するバリ島の呪術的祭儀サンギャン・ドゥダリ。人を地に縛りつける重力からいかにして逃れるかを追求してきたバレエのポワント。軽業的なアクロバットによって異次元空間を作り出し、見る人を幻惑するサーカス、中国雑技、現代舞踊、ヌーヴォー・シルク。これらの身体表現には、非日常的・非人間的なアクロバティックな動きが共通してみられる。アクロバットは人の無意識に潜む神のあわられか、それともアクロバットによって人は人を超えたものを求めるのか。そもそもアクロバットとはなんなのか。世界各地に見られるさまざまなアクロバティックな身体表現をつなぐことで見えてくる、身体のコスモロジーを考察する。

Table of Contents

  • 第1章 フェティッシュでアクロバティックな姿態—バレエのポワントを考える
  • 第2章 サーカスとシャーマニズム—足の長さについての民俗的な想像力をめぐって
  • 第3章 トランスと非トランスのゆらめき—バリ島のサンギャン・ドゥダリに踊りの原郷をみる
  • 第4章 「トータル・シアター」としての身体技—中国演劇のスペクタクル性と雑技
  • 第5章 現代舞踊の挑戦—「見世物」と「軽業」による新境地
  • 第6章 近代サーカスの誕生、そしてヌーヴォー・シルクという変容—いま、サーカスでなにが起こっているか

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Details

  • NCID
    BA4407224X
  • ISBN
    • 4787271121
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    206p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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