評伝長谷川時雨
著者
書誌事項
評伝長谷川時雨
(講談社文芸文庫)
講談社, 1999.11
- タイトル別名
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長谷川時雨 : 評伝
- タイトル読み
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ヒョウデン ハセガワ シグレ
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注記
参考文献: p335-336
年譜: p352-363
著者の肖像あり
「評伝長谷川時雨」 (筑摩書房 1993年刊)を底本とし、多少ふりがなを付した
内容説明・目次
内容説明
“女流文壇の大御所”といわれた美しき作家・長谷川時雨。明治末期、歌舞伎界初の女性作家として華々しくデビュー。至福と修羅に揺れた、流行作家・三上於菟吉との生活。昭和初年代、女性のための雑誌「女人芸術」創刊、輝ク会結成、林芙美子、円地文子、佐多稲子ら多くの女性達を支援、育成した偉大な業績。著者は関係者を訪ね、資料を博渉し、そのドラマティックな生涯を浮彫りにする。新田次郎文学賞受賞。
目次
- 第1章 血族—アンポンタンと呼ばれた子
- 第2章 しぐれ誕生—邸奉公から結婚へ
- 第3章 スター時代—六代目菊五郎と共に
- 第4章 伴侶・三上於菟吉—演劇活動の挫折
- 第5章 二階の夫—大震災前後
- 第6章 「女人芸術」の歩み—女流作家群像
- 第7章 夢と美の人—著作「旧聞日本橋」「近代美人伝」ほか
- 第8章 全女性進出の表示板「輝ク」—作家夫婦の明暗
- 第9章 最後の旅—「昭和に時雨あり」
「BOOKデータベース」 より