ミステリの書き方12講
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書誌事項
ミステリの書き方12講
(寺子屋ブックス, 03)
青弓社, 1999.9
- タイトル読み
-
ミステリ ノ カキカタ ジュウニコウ
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内容説明・目次
内容説明
クーンツが記した上達法は「読んで読んで読みまくれ書いて書いて書きまくれ」。その王道に、近道があった!現役作家にして文芸評論家の著者が、おもしろいミステリの実践的な書き方を徹底伝授。題材のとり方、取材の仕方、人物配置図の作り方、効果的な描写やナレーションの方法から最終的な構成の仕方まで。もちろん肝心のトリックについても。しかし本書は技術論の領域にとどまらず、強靱な筆致で作家の精神を省察し、20世紀文学の産物としてのミステリの原理を探る。作家とは誰か、ミステリとは何か、ミステリの想像力とは、卓抜なトリックとはなんなのか。ミステリを書くためにだけではなく、より深い読解のために—。「書く」技術は「読む」技術を前提にするのであるから。
目次
- 見る前に跳べ
- 基礎演習編(読み書きを鍛える;題材の取り方;取材をいかにこなすか;すべてに先立って、ミステリとは何か)
- 実践突入編(ディテールの箱をつくれ;ファースト・シーンを描いてみる;人物をデッサンする、人物配置をつくる、会話をさせる;ナレーションの問題 ほか)
「BOOKデータベース」 より