ラジオ体操の誕生
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ラジオ体操の誕生
(青弓社ライブラリー, 4)
青弓社, 1999.11
- タイトル読み
-
ラジオ タイソウ ノ タンジョウ
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注記
参考文献: p229-232
内容説明・目次
内容説明
ラジオ体操は1920年代に簡易保険事業の一環として衛生環境向上をめざして創始されたが、同時に、日本が欧米に伍する国力をつけるために、国民の身体を西欧的基準にしたがって壮健にするという役割をも背負わされていた。急速な西欧化のなか、前近代の日本のポリクロニックな時間軸は一掃され、さまざまな分野で西欧的モノクロニックな時間軸が導入される。毎朝定時に規則正しくおこなわれるラジオ体操は、そうした政策の一翼を担っていたのである。さらには、日本全国を同時に動員できるラジオという画期的なメディアを利用したことによって、戦後に、戦時下ファシズムの象徴であったという嫌疑をかけられることにもなる。しかし本書はそうした単眼的な見方とは一線を画し、史料を精査・考証しながら、ラジオ体操をとおして近代日本の相貌を克明に描き出す。
目次
- 第1章 ラジオ体操の創始と保健衛生(ラジオ体操の創案;保健・衛生思想の拡大 ほか)
- 第2章 身体と健康の近代化(健康への欲求;身体そのものの合理化 ほか)
- 第3章 ラジオ体操と時間の近代化(「早起き」とラジオ体操;時間の再編成 ほか)
- 第4章 ニューメディアとしてのラジオ(黎明期のラジオ放送;ラジオの都市文化的色彩とラジオ体操 ほか)
- 第5章 ラジオ体操とスポーツへの熱狂(社会体育とスポーツの振興;野球とラジオ実況中継 ほか)
「BOOKデータベース」 より