パーフェクト・スパイ
著者
書誌事項
パーフェクト・スパイ
(ハヤカワ文庫, NV743-NV744)
早川書房, 1994.7
- 上
- 下
- タイトル別名
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A perfect spy
- タイトル読み
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パーフェクト スパイ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784150407438
内容説明
ウィーンの英国大使館に勤務する情報部員ピムが、忽然と姿を消した。父リックの死を告げる電話を受けた直後の出来事だった。事態を憂慮した情報部は、ただちにチームを派遣、ピム宅でチェコ製の写真複写機を発見する。そのころピムは英国の田舎町にある隠れ家で、これまでの半生を憑かれたように書きしるしていた。彼のペンは一人のスパイの驚くべき人物像を描きだしていく…。自伝的色彩も濃厚な巨匠の集大成的傑作。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784150407445
内容説明
ピムは希代の詐欺師だった父のもとで、幼いころから二重生活を送り、しだいにスパイの適性を身につけていった。やがて情報部員となった彼は、大戦後のオーストリアでかつて心ならずも裏切った友に出会う。今は東側の謀報員となっていたその男の提供する情報によって、ピムは情報界の寵児となる。だが、それは彼をからめとろうとする巧妙な罠の一部だった。戦後英文学の最高作と評され、スパイ小説の枠を越えた畢生の大作。
「BOOKデータベース」 より