忘れ残りの記
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忘れ残りの記
(吉川英治歴史時代文庫 / 吉川英治著, 77)
講談社, 1989.4
- タイトル読み
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ワスレ ノコリ ノ キ
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注記
自筆年譜:p325〜345
内容説明・目次
内容説明
厳父の家業失敗により、著者は11歳で実社会に抛り出された。以来、印章店の小僧をはじめとし、印刷工、給仕、小間物の行商、港の船具工など、幾多の職業を経験し、浮世の辛酸をなめ尽す。幼いながら一家の大黒柱としての自覚、また逆境に芽生える思慕の情、隆盛期の横浜が少年の著者に投げかけた強い色彩—その波瀾に富んだ少年期を回想した半自伝であり、吉川文学の原点でもある。
目次
- 忘れ残りの記
- 自筆年譜
- ゴルフ場の日だまりで(吉川文子)
- 忘れ残りの記の旅(吉川英明)
「BOOKデータベース」 より