Bibliographic Information

神州天馬侠

吉川英治著

(吉川英治歴史時代文庫 / 吉川英治著, 78-80)

講談社, 1989.12-1990.1

  • 1
  • 2
  • 3

Title Transcription

シンシュウ テンマキョウ

Access to Electronic Resource 3 items

Available at  / 4 libraries

Description and Table of Contents

Volume

1 ISBN 9784061965782

Description

大正の末年から昭和の初め、「少年倶楽部」の目ざましい躍進期に、その中心読みものとなったのが、佐藤紅緑の諸作と、「神州天馬侠」である。織田、徳川の連合軍に滅ぼされた武田勝頼の遺子・伊邦丸が、忠義の士に護られて、健気にもお家の再興をはかる。しかし、戦国群雄の圧力の前には…。当時、子供も大人も、この小説に熱狂した。今も、その底力を保ちつづける大衆児童文学の記念碑。
Volume

2 ISBN 9784061965799

Description

伊那丸を護る人々。軍師の民部を別にすれば、鉄杖の忍剣、剣の木隠、槍の巽、弓道の山県が四天王。いずれ劣らぬ一騎当千の猛者。さらに女ながらも、一管の笛で胡蝶の陣を指揮する咲郁子。これらの勇士に愛されるのが鞍馬の竹童である。果心居士の弟子、だが幻術は初手。彼と仲の悪いのが、泣き虫の蛾次郎。鼻かけト斎の弟子、ぐうたらだが、石投げは天才。2人は鷲を争い、互いの技を競う。
Volume

3 ISBN 9784061965805

Description

武勇すぐれた伊那丸主従であったが、その軍備も蟷螂の斧に以て、最後の砦、小太郎山も敵手に陥ちた。平和な緋おどし谷に乙女らは胡蝶の陣を組む。そして舞台は、甲斐から武蔵へ—。御岳山上の兵法大講会に、武田一党は如何なる波瀾を呼ぶか?この小説の楽しさの一つは、読者の空想を羽ばたかせることである。例えば、読者みずから竹童、蛾次郎とともに、鷲のクロに乗ることも…。

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1

Details

  • NCID
    BA44435354
  • ISBN
    • 4061965786
    • 4061965794
    • 4061965808
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    3冊
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Parent Bibliography ID
Page Top