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学校改造論争の深層

中内敏夫著 ; 内島貞雄, 久冨善之, 仲嶺政光編

(中内敏夫著作集 / 中内敏夫著 ; 上野浩道 [ほか] 編集, 6)

藤原書店, 1999.12

Other Title

The social history of the debate on school-reform

Title Transcription

ガッコウ カイゾウ ロンソウ ノ シンソウ

Note

著者の肖像あり

その他のタイトルは標題紙裏による

Description and Table of Contents

Description

本書は、20世紀初頭の公教育制度の一応の完成期、1920年代のリベラリズムの高揚期、30年代の大恐慌期、それぞれの時期に、学校の改造をめぐってひろがった三つの論争の歴史心理過程に関する研究である。著書は、同時代日本の人生の段階図、人口動態の特徴などから産育・教育・就学問題をめぐる民衆心性をとりだし、その織りなす社会過程と三つの論争の経過が、歴史心理の深層でどのように関連しあい、その関連が論争の進展にどのようなひずみとふくらみを印していたかをとりだす。

Table of Contents

  • 序論 学校改造論争を演出する転換期の深層
  • 第1章 哲学館事件をめぐる論争
  • 第2章 白楊会「自由教育」をめぐる論争
  • 第3章 生活教育論争(生活教育論争の主題と経過;「生活教育」座談会(1938年)の構造;教育科学論争)
  • 終章 20世紀前半期日本の人口動態と人づくり心性の様相

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