書誌事項

海江田信義の幕末維新

東郷尚武著

(文春新書, 079)

文藝春秋, 1999.12

タイトル読み

カイエダ ノブヨシ ノ バクマツ イシン

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注記

主要参考文献: p239

海江田信義関係年譜: p241-246

内容説明・目次

内容説明

維新史の主役として、薩摩出身の海江田信義(有村俊斎)の名が語られることは少いかもしれない。しかし水戸の藤田東湖と西郷隆盛を引きあわせたのも、西郷とともに僧月照を鹿児島に送ったのも海江田である。志を同じくする弟二人は、桜田門外の挙に参加、自刃している。寺田屋事件では鎮撫役を命じられ、生麦事件では負傷した英国人の止めをさしている。薩英戦争、戊辰の役を闘い、江戸城受け取りの責任者となる。まさに「海江田の事歴というのは、幕末風雲史そのものであった」(司馬遼太郎『花神』)。明治三十九年に天寿を完うするまでの「維新を駆け抜けた男」の生涯を描く。

目次

  • 第1章 江戸開城
  • 第2章 有村四兄弟
  • 第3章 安政の大獄
  • 第4章 桜田門外の変と有村兄弟
  • 第5章 公式合体と尊王攘夷
  • 第6章 維新草創期の苦渋
  • 第7章 新時代の中で

「BOOKデータベース」 より

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