だれも知らない下水道
著者
書誌事項
だれも知らない下水道
北斗出版, 1999.11
増補版
- タイトル別名
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だれも知らない下水道
- タイトル読み
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ダレモ シラナイ ゲスイドウ
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内容説明・目次
内容説明
膨大な時間と費用を要する下水道事業はなぜ改められないのか。本書は既存の計画内容や統計資料を分析して赤字の原因や下水道行政の実態にせまり、汚水を発生源のすぐ近くで処理することの大切さを強調する。また、川や湖の汚れを減らしていくための実例として、琵琶湖をフィールドに、“琶琵湖汚染半減作戦”を提案する。今や合併処理浄化槽など下水道以外の汚水処理方式が積極的に評価される時代になった。著者は、水質・建設費・建設期間・維持管理費・住民自治などをもとに、地域の状況に合った水処理システムを住民がどのように選んだらよいか、豊富な事例を上げて検討している。
目次
- 1 下水道の建設費を考える(日本構造協議と下水道;下水道への投資はどのように使われたか ほか)
- 2 下水道の赤字を考える(下水道の巨大な赤字;赤字の原因はどこに ほか)
- 3 下水道の水質を考える(下水処理水の水質—BOD;下水処理水の水質—窒素・リン ほか)
- 4 下水道と川を考える(下水道は川を救えるか;下水は川のためならず?—進まぬ流総計画 ほか)
- 5 下水道の計画を考える(過大計画の構造—宮崎県日南市の下水道;過大な小規模下水道—福岡県遠賀町と水巻町 ほか)
- 6 上流と下流を考える(琵琶湖汚染半減作戦;京都の下水と大阪の水道 ほか)
「BOOKデータベース」 より