書誌事項

名句歌ごよみ

大岡信

(角川文庫, 10950, 11040, 11138, 11260, 11492)

角川書店, 1999-2000

  • 冬・新年

タイトル読み

メイク ウタゴヨミ

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注記

各巻末: 句歌索引

内容説明・目次

巻冊次

春 ISBN 9784043468010

内容説明

詩人・大岡信による名句・名歌アンソロジー。厳しい冬が終わり、伸びてくる日脚が春の訪れを告げている。春の到来の喜び、行く春を惜しむ心など古来より日本人は、移りゆく季節のなかで自然の輝きをとらえ、その心を凝縮した表現にこめてうたい続けてきた。本書では、万葉の時代から現代まで、古今の『春』の秀作を選び鑑賞する。春のエッセイ五編と「芭蕉について立派だと思うこと」を付載。

目次

  • 春風
  • 若草
  • 雛祭
  • 芭蕉について立派だと思うこと
巻冊次

夏 ISBN 9784043468027

内容説明

詩人・大岡信による名句・名歌アンソロジー。夏の到来を告げる、青葉・ほととぎす・鰹を巧みに詠み込んだ「目には青葉山ほととぎす初鰹」という句は、江戸時代から多くの人に愛誦されている夏の名吟。移り行く季節の変化を、日本人はどれほど細やかに、かつ自由奔放に表現してきたのか。本巻では、万葉の時代から現代まで、古今の「夏」の秀作を精選し、詩情あふれる解説で綴る。夏のエッセイ五編と「牧水が立派だったと思うこと」を併載。

目次

  • 時鳥
  • 五月雨
  • 海山
  • 夏祭
  • 牧水が立派だったと思うこと
巻冊次

秋 ISBN 9784043468034

内容説明

詩人・大岡信による名句・名歌アンソロジー。秋の気配は、一筋の風が吹き抜けることから始まる。目に見えない風が、目に見えない秋を運んでやって来る。立秋とは秋風を感知すべき日のこと。「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風のおとにぞおどろかれぬる」という『古今集』秋歌の部の巻頭歌は、そうした常識を作った点で偉大な一首である。本巻では、古今の〔秋〕の秀作を精選、詩情あふれる解説で綴る。秋のエッセイ五編と「子規が立派だと思うこと」を併載。

目次

  • 秋風
  • 紅葉
  • 七夕
  • 虫の音
  • 子規が立派だと思うこと
巻冊次

冬・新年 ISBN 9784043468041

内容説明

詩人・大岡信による名句・名歌アンソロジー。雪や氷の静けさを詠み、季節の繊細な推移をうたった名歌、水鳥、鴨、寒雀などの動勢に洗練された美意識を鈍化させた名句。「降る雪や明治は遠くなりにけり」(中村草田男)という名吟も冬に生まれた。本巻では、古今の「冬・新年」の秀作を精選、詩情あふれる解説で綴る。冬・新年のエッセイ五編も収める。

目次

  • 時雨
  • 正月
巻冊次

恋 ISBN 9784043468058

内容説明

詩人・大岡信による名句・名歌アンソロジー。捨て果てむと思ふさへこそ悲しけれ君に馴れにしわが身と思へば—自分の命を捨ててしまいたいと思うけれど、捨てられない。わたしのこの身体はあなたに本当に馴れてしまったから。日本の詩歌の二大伝統は、季節の歌と恋の歌である。本巻は、人生を力強く生き抜いた俳人・歌人らの「恋」の秀作の精選集。日本人の恋愛観、自然観を述べた単行本未収録の講演録四編と、シリーズ全五冊の句歌総索引を併載。

目次

  • 和泉式部—あくがれ尽きぬ魂の渇き
  • 建礼門院右京大夫—かえらぬ昔への悲歌の結晶
  • 与謝野晶子—時を超える夫と妻の相聞歌
  • 正岡子規—肉体の苦と精神の至美の世界と
  • 石川啄木—創意とユーモアに生きる歌
  • 人のみどり自然の緑
  • 唱和する心
  • 日本文学と女性
  • 日本文学の自然観

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA44624787
  • ISBN
    • 4043468016
    • 4043468024
    • 4043468032
    • 4043468040
    • 4043468059
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    5冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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