国民国家の構図
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国民国家の構図
雄山閣出版, 1999.11
- タイトル読み
-
コクミン コッカ ノ コウズ
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注記
執筆者: 桜井昭男 [ほか]
内容説明・目次
内容説明
日本人の国民国家という意識は、維新を軸とする近代に至って形成された。本書は、その日本人の自覚の誕生を、近代史という視点を通して明らかにするものである。
目次
- 1 地域を場として(村落支配をめぐる宗教的権威の位相—出羽国田川郡黒川村の「一山衆」と村役人;慶応期江戸の都市騒擾;東北振興策としての山形県巡幸 ほか)
- 2 法と制度への眼(明治六年の太政官制潤飾と内史官;日本の台湾植民地支配と外地統治論—台湾総督の緊急律令制定権を例に;山県閥・官僚系・幸倶楽部 ほか)
- 3 生活者の世界(立憲帝政党と成島柳北—『朝野新聞』雑録との関連から;石田伝吉論—地方改良運動下の「自給伝道者」;骨化せざるための模索—1920年代の三宅雪嶺 ほか)
「BOOKデータベース」 より