血塗られた夜
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血塗られた夜
(角川文庫)
角川書店, 1989.7
- タイトル読み
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チ ヌラレタ ヨル
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内容説明・目次
内容説明
雨に濡れる港町ブレストの夜。その名も“不運橋”と名づけられた橋から、一人の若者が身を投げた。若者はモロッコからの留学生、ドジャメル・ブガタヤだった。八か月後、ドジャメルの弟カリムはブレストへやってきた。幸せだった兄がなぜ死ななければならなかったのか?兄の死の真相を探るのがカリムの目的だった。だが到着早々、彼は襲撃をうけた。車に残された伝言に従い、若い女と会った直後に。何者かが早くも彼の動きを察知したのだった。一体、兄の過去には何があったのか?やがてカリムの前に、ブレストの夜に秘められた忌まわしい謎が明らかとなってくる。
「BOOKデータベース」 より