肖像のなかの権力 : 近代日本のグラフィズムを読む
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肖像のなかの権力 : 近代日本のグラフィズムを読む
(講談社学術文庫, [1414])
講談社, 2000.1
- タイトル読み
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ショウゾウ ノ ナカ ノ ケンリョク : キンダイ ニホン ノ グラフィズム オ ヨム
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注記
解説: 吉見俊哉
原本は1987年平凡社より刊行
引用・参照文献: p269-273
シリーズ番号はカバージャケットによる
収録内容
- 肖像のフェティシズム : 『週刊朝日』の表紙
- 戦争のグラフィズム : 対外宣伝雑誌『FRONT』のデザイン
- 制度化されたまなざし : 初期の絵葉書
- つくられた〈子どもの国〉 : 「少年探偵団」と『赤い鳥』
- 〈団欒〉の空間 : 文化住宅の間取り
- 父の肖像 : キヨソーネの〈御真影〉
- ハイテック・アートの現在
- シンボルとしての「自由の女神」
- 消費されるテレビの映像
内容説明・目次
内容説明
雑誌や絵葉書など、日常目にするグラフィック。それらは時代や社会の支配的論理とシステムを内包している。そしてグラフィックにひそむ「力」は、その形式という抽象性によってイデオロギー的対立をも越えて、世界を覆ってゆく—。生産と所有をめぐる闘争の世紀を現出した「近代」というシステムと、我々を支配する図像の「力」を探る好著。
目次
- 肖像のフェティシズム—『週刊朝日』の表紙
- 戦争のグラフィズム—対外宣伝雑誌『FRONT』のデザイン
- 制度化されたまなざし—初期の絵葉書
- つくられた「子どもの国」—「少年探偵団」と『赤い鳥』
- 「団欒」の空間—文化住宅の間取り
- 父の肖像—キヨソーネの「御真影」
- ハイテック・アートの現在
- シンボルとしての「自由の女神」
- 消費されるテレビの映像
「BOOKデータベース」 より