大正デモクラシー下の"地域振興" : 愛知県碧海郡における非政治・社会運動的改革構想の展開
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大正デモクラシー下の"地域振興" : 愛知県碧海郡における非政治・社会運動的改革構想の展開
不二出版, 1999.10
- タイトル別名
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大正デモクラシー下の地域振興 : 愛知県碧海郡における非政治社会運動的改革構想の展開
- タイトル読み
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タイショウ デモクラシーカ ノ チイキ シンコウ : アイチケン ヘキカイグン ニオケル ヒセイジ シャカイ ウンドウテキ カイカク コウソウ ノ テンカイ
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内容説明・目次
内容説明
大正デモクラシーは、明治国家のなかでミニマムなかたちで縮小されていた民衆存在が、その復権をめざしたものであり、近代史のなかでも大きな意義をもっている。本書は、そうした運動の背後にある人びとにとって大正デモクラシーとは何であったのか、そうした人びと=自分自身がこの時代において何を実現し、何を実現し損ねたかという観点からとらえたものである。
目次
- 序論 課題と視角
- 1 対象—第一次世界大戦中・戦後の愛知県碧海郡
- 2 “国体論的価値意識”とその相対化—第一次世界大戦期碧海郡六ツ美村の社会状況と民衆意識
- 3 “地域振興”構想の形成と展開
- 4 地域振興の主体としての農業・農村教育
- 5 地域振興における政治・社会運動の位相
- 6 地域社会と女性—碧海郡安城町処女会・女子青年団の活動を通じて
- 7 大正デモクラシー下の“非大正デモクラシー的”自己形成—農村青年稲垣稔における“自我”の拡充と相対化
- 8 未完の地域振興—農村恐慌・日中戦争下の碧海郡安城町の社会状況と民衆意識
「BOOKデータベース」 より