日本の山を殺すな!
著者
書誌事項
日本の山を殺すな!
(宝島社新書)
宝島社, 1999.12
- タイトル別名
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日本の山を殺すな! : 破壊されてゆく山岳環境
- タイトル読み
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ニホン ノ ヤマ オ コロスナ
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内容説明・目次
内容説明
多くの名山が、不必要な開発や「はきちがえられた自然保護政策」によって傷だらけになっている。本書において著者は、取材対象の山に自分で登ってみることを絶対条件とし、山麓の住民の暮らしと声をなるべく記録し調べる、民俗学的アプローチを取材に取り入れることに力を注いでいる。
目次
- 第1章 名山に忍び寄る病(北アルプス・穂高岳・山小屋のトイレ事情—その最前線を歩く;北海道・夕張岳・今、高山植物が危ない!—「罪意識なき山岳犯罪」の実態を追う ほか)
- 第2章 危機に立つ山岳渓流(黒部・偽りの清流—下ノ廊下・電源要塞地帯を歩く;北アルプス・砂防ダムが山岳渓流を死滅させる!—知られざる環境破壊現場を行く ほか)
- 第3章 世界遺産登録は、山岳保護の切り札か?(白神山地・山は誰のものか?—入山規制で始まる登山文化の崩壊;沖縄・やんばるの森・世界遺産を目指すゲリラ部隊の訓練場—やんばるの森と住民のこれから ほか)
- 第4章 知られざる山岳開発の実態(日高山脈・見捨てられた最後の原始境—山脈横断道路建設の犯罪性;朝日‐飯豊連峰・ブナの楽園を破壊する林野庁最大の愚行—大規模林道の実態・山形県小国町・金目川流域開発現場から ほか)
「BOOKデータベース」 より