害虫殲滅工場 : ミバエ根絶に勝利した沖縄の奇蹟
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害虫殲滅工場 : ミバエ根絶に勝利した沖縄の奇蹟
中央公論新社, 1999.11
- タイトル読み
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ガイチュウ センメツ コウジョウ : ミバエ コンゼツ ニ ショウリ シタ オキナワ ノ キセキ
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注記
参考文献: p290-291
内容説明・目次
内容説明
1993年、沖縄産野菜・果物の出荷解禁!しかし、その陰には数多くの奇蹟があった!沖縄料理に欠かせないゴーヤー(ニガウリ)。しかし、ゴーヤーをはじめパパイヤ、ピーマン、メロンなど沖縄産の野菜・果物が自由に本土に出荷されるようになってから10年に満たない。それまでは、沖縄をはじめ奄美、小笠原にはミバエという果実・野菜を食い荒らす害虫が侵入・蔓延し、人々は被害に苦しんでいた。奇想天外な発想と「第2の沖縄戦」と呼ばれるほどの辛苦によって、不可能とさえ思われた害虫の根絶が成し遂げられるまでを、大宅賞受賞の気鋭が追う。知られざる南島の戦後史。
目次
- 土色の虫が来た!
- 甘い香りと放射能
- ハエに背番号
- コバルト60、沖縄に到着
- 「危険、サワルナ」
- 昆虫工場の建設
- ハエが飛べない!?
- 野菜、本土復帰を果たす
「BOOKデータベース」 より