保科肥後守お耳帖
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保科肥後守お耳帖
(角川文庫, 10299)
角川書店, 1997.2
- タイトル読み
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ホシナ ヒゴノカミ オミミチョウ
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内容説明・目次
内容説明
会津藩初代藩主の保科正之は、徳川三代将軍家光の異母弟にあたり、幕藩体制確立期に将軍を見事に補佐した名君として知られる。正之は保科家の秋霜烈日の家風を伝えながらも、あたたかく清廉な人柄で人望を集め、会津の士風の基礎を築いた。会津をテーマに、歴史の陰に葬られた人々の姿を丹念に描いてきた著者が、会津藩草創期に起きた数々の、難事件を解決した正之の、温情にあふれた名裁きや人となりを余すところなく語る連作時代小説。正之に仕える十六歳の少年武士が、悪行を重ねる厩司夏目伊織を懲らしめる「夏目伊織の門人」をはじめ、五話を収録。
「BOOKデータベース」 より