吾、身は幼児となりて母を慕い : 戦士たちの遺した手紙
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吾、身は幼児となりて母を慕い : 戦士たちの遺した手紙
同朋舎 , 角川書店(発売), 1999.12
- タイトル読み
-
ワレ ミ ワ ヨウジト ナリテ ハハ オ シタイ : センシタチ ノ ノコシタ テガミ
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内容説明・目次
内容説明
本書は、第二次世界大戦で戦死した人々の遺書、遺作をまとめたものである。彼らの死は、現在の私たちと決して無関係ではなく、彼らの死の延長線上に、現在の私たちと日本が在る。現在の私たちと日本を、自らの命であがない守ってくれた人々は、どのような想いで死に臨んだのか。父であり、夫であり、息子だった兵士たちが、或いは戦場で彼らを助けた看護婦たちが、どんな想いで死に逝く自分の身をとらえ、自らを支えていたか。彼らはどんな想いを後に残る人々に託したか。そうしたことが、百十二篇の兵士たちの遺書、遺作から透視される。一人一人の命の証の遺書、遺作は、どれも皆、涙なしには読むことができない。彼らの真摯な想いは、半世紀を容易に越えて、まっすぐに深く、私たちの心に訴えかける。
目次
- 愛児への便り
- 最後の日記
- 遺詠
- 遺書
- 戦場より愛児への手紙
- 海軍少佐仁科関夫命の母の手記「最後の帰省」
- 遺言状
- 妻へ最後の手紙
- 最後の手紙
- 戦地より愛児への葉書〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より