書誌事項

ハイデッガーの迷宮

南原一博著

(二十世紀の政治思想, 1)

中央大学出版部, 2000.1

タイトル読み

ハイデッガー ノ メイキュウ

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内容説明・目次

内容説明

今日のわれわれはハイデッガーがどこで道を踏み外したかをほぼ言いうる位置にある。だがもともとハイデッガーの道は杣道であって、それはあまりに忠実に追うと、自らも迷ってしまうような道である。黒森の杣道は、木を見て森を見ないと迷路になる。本書が意図していることはテキストを吟味することによって、ハイデッガーの迷路にささやかな道しるべを置くことである。

目次

  • 第1章 コイノンの末裔(ハイデッガーのプロジェクト;失われた存在を求めて;場所としての世界 ほか)
  • 第2章 世界カレイドスコープ(脱ヒューマニズム;乏しい時代;存在の家 ほか)
  • 第3章 世紀末のアポカリプス(アウシュヴィツと詩的政治;差異と遊動;ファシズムとの戯れ ほか)

「BOOKデータベース」 より

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